[日语学习]ながら族|一边族


日本街道

ながら族

    ここ二、三年来、ラジオを聞いたり、音楽を聞いたりしながらでなければ、仕事のできない人種が現れだした。このような人々を「ながら族」という。たとえば、私の弟は完全なながら族で、弟の部屋で、ラジオの音がするということは、弟が勉強しているということの最も確かな証拠である。私は、前に一度、弟にラジオを聞きながら勉強するのはやめるようにと注意したことがある。すると、驚いたことに、弟の友たちの中には、ラジオではジャズを聞き、テレビでは野球を見ながら宿題をする子がいるのだという。
    ながら族になってしまった人の話によると、一度音楽を聞きながら勉強したりするのが癖になってしまうと、もう音楽を聞かずには、勉強も仕事もまるでできないのだそうだ。私のように、そのような習慣のない者にとっては、そんな事は、とうていできそうに思えない。いずれにせよ、仕事や勉強の能率が上がればよいのであって、一概に、どちらが良いかとも悪いとも言えないのかもしれない。

一边族

    这两三年,要是不一边听着收音机或者一边听着音乐就没法工作的人种出现了。这种人被称为“一边族”。比如我的弟弟就完全是一边族,在弟弟的屋子,听见收音机的音乐是弟弟正在学习的最确实的证据。我以前说过让弟弟不要一边听收音机一边学习。结果,让我吃惊的是,听说弟弟的朋友中有个孩子一边用收音机听爵士乐,一边用电视看棒球,一边学习的。
    据成了一边族的人的讲法,一旦养成了一边听音乐一边学习的毛病,不一边听音乐就没法学习或者工作了。像我这样没有那种习惯的人,很难想象能做到那样的事。总之工作或者学习的效率能提高就好,不能一概而论到底哪种好哪种坏。