植物と生命
植物自体に特別な生命があると考え、その植物を眺めては、強い生命をもらってすこやかになりたいと願う気持ちを、日本人は長くいだいてきた。
この日本人の意識が、植物を大切に育て、植物を愛する要因となった。植物と人間の共存感が、日本人にはあったのである。
古くから日本人には、動植物、岩石、山岳など森羅万象に魂が宿っているとする意識があった。それが、日本固有の一種のアニミズム的信仰である。
とくに、植物には「木霊」とよばれる生命があると考えた。山へ入って大声で叫ぶと、たちまち同じ言葉が返ってくる。今でもこの反響を、木の魂の答えだという。これは木に魂が宿っているという考えが古くからあるからである。
木に木霊があると考えたくらいだから、植物全部に生命をはぐくむ魂があって、それはものをこえた存在だとする意識があっても不思議はない。
そこで、その魂の憑代だから植物を大事にしようという意識がつちかわれていったのである。
植物和生命
认为植物自己有着特殊的生命力,眺望着那个植物,希望得到那强大的生命力变得健康,日本人一直是抱着这种愿望。
日本人的这种想法,是精心照料并喜爱植物的重要原因。植物和人类的共存感是日本人才有的。
自古以来,日本人就认为动植物,岩石,山岳等森罗万象中寄宿着灵魂。那是日本固有的一种万物有灵论的信仰。
特别是认为植物中有称为“木灵”的生命。进山后大声叫喊,不一会就有同样的话语传回来。现如今,这种反响也称为木的灵魂的回答。这是因为自古以来都认为木头中寄宿着灵魂。
因为认为木中寄宿着木灵,所以认为全部植物中都寄宿着灵魂,有东西超越一切的这种想法也就不奇怪了。
所以,作为那个灵魂的依附物,想要精心照料植物的这种想法就能生根发芽。